上棟、いわゆる建前っていうアレです。
5歳のとき
父親が施主で自分の家の建前に出席。
大工さんたちが一升瓶を開けて乾杯し、
私たち家族とお祝いのお赤飯や
豪華な仕出し弁当を食べたのを
覚えていますが、
どういうことでおめでたいのか
よく理解できてなかった。
25歳のとき、父親が退職金を計算して
終の棲家を建てたのときが2度目の建前。
あいにく都合がつかず、欠席。
そして今回は自分が施主。
どうするもんかなぁと思って
基礎工事の期間に工務店に聞いたら
「最近はなさらないかたも多いですよ」
とのことでした。
建築現場は遠いし、
その時期はとにかく忙しいことは
工務店にも伝えてあったからか
「上棟式を開きましょう」
などと言われることもなく、
そのまま時は過ぎていき・・・。
1月に入り、工務店の方が写真と共に
上棟の様子を知らせてくださいました。
床面積なんてほんとにちっちゃい家なのに
こうして写真を見ると
かなり立派な建築物件の様相・・・。
うれしいのはやまやま
でもこれから計画通り
私の思い通りの家になるように
進んでいくのだろうか?とか
心配事で頭がいっぱいになって
しばらくは不眠症になってました。
今から思い返すと笑えますが。
ここからの数か月は
上がったり下がったりの
気分だったのでした。