春のこの時期、
耳鼻咽喉科はかなり混んでいますよね?
私の子ども時代、昭和40~50年代。
そのころも春はメチャ混みでした。
私の育った地域は
高尾山からほどほどの距離。
杉の花粉が風にのって運ばれて
たんまりと漂っていたに違いないんです。
だから、今で言う「花粉症」の人が
多いエリアだったのだと思います。
だいぶ前に薬品会社のTVCMで
黄色い花粉がぶぁ~っと襲来するという、
リアル感満載のシーンがありましたが、
思い出すだけでもぞっとします。
画面見てるだけでくしゃみが出そうでした(笑)
「花粉症」という言葉は
いつ頃から飛び交うようになったんでしょうね。
慢性鼻炎、アレルギー性鼻炎の人が
調子悪くなる季節は春。
昔はそんな感じでした。
子どもの頃は
耳鼻科で受けたいろいろな処方によって
小康状態を保てましたが
高尾山の杉が成長して
以前にも増してたくさん咲き始めたのか、
20歳過ぎたころに
もっともっとひどい症状になり、
花粉症シーズン最盛期には
くしゃみ連発、
1日でティッシュボックス1箱を
消費してしまうほどの悪化。
でもそれに対応する薬なんて
まだほとんどなく、
怪しい漢方薬に手を染めたりして・・。
でも全然効かないので
鼻は真っ赤、涙目、
頭は濃い霧の中でボンヤリ状態。
そんな私が30歳の頃、
ある治療を勧められ、
根をつめて通院してほぼ治癒。
以来、鼻炎での受診は一切していません。
今から思い起こすと、
かなり頑張った年月でした。
続く