私は子どもの頃、
慢性鼻炎とか、
アレルギー性鼻炎とか
そんな病名で
ず~っと耳鼻咽喉科のお世話になってました。
特に3月の木の芽時から
5月頃までは特に症状がひどく、
学校帰りに毎日のように通院してました。
先生に鼻の中を洗浄してもらってから
薬が噴霧される管を自ら持って
10分くらい鼻に突っ込む・・。
それだけのために診察室の前で
1時間以上待ってました。
待ち時間が長い・・とはいえ、
備え付けのマンガを読みながら
親の目の届かない
貴重な時間を満喫してました(笑)
10歳の頃には
「鼻の中を焼く」
という、当時では画期的な
外科的処方もしていただきました。
鼻の中に電極みたいなコテを突っ込まれ、
ジュ~、という音。
そのあと一週間ほど鼻血が止まらず
「このまま体の中の血が全部出たら、
死んじゃったりして」
とか思ってました。
今思い出すと、子どもながらにかなり冷静でした。
それは、当時ひどい喘息持ちだったからです。
重い発作の時は呼吸が出来ない。
酸素不足で朦朧、
意識不明なんてこともあったりしました。
そんな状況だったので
出血<呼吸困難みたいな・・。
鼻炎に関して受けたいろいろな処方、
「多少良くなったかな?」くらいで
根本的な治療にはなりませんでした。
今から思うと
あの季節は本当に耳鼻科医院は
とても混んでました。
大人になってから
その訳がわかりました。
続く