春から夏にかけて、庭に出て
緑に囲まれるのは楽しいひとときです。
花が咲き、実が生り、鳥の声を聴き・・・。
季節を感じることって素敵なことです。
ただし、楽しいことばかりでなく大変なのが草抜き。
お山の家は草刈り機は使っていません。
というのは、芝生を貼ることなく
自生していた植物を残しながら、
宿根草を中心に様々な種類の植物を植えているからです。
一本一本手で草を抜いていくわけですが、これが本当に大変。
それでも竣工から6年経ち、雑草の種類も徐々に変わり、
抜きやすい草が多くなり、だいぶ楽になりました。
汗だくだくで労働したあとの夕方は
虫の声なども涼やかに聞こえるのですが
この夏はこんな楽しみがありました。
お風呂から眺めることの出来る庭。
これは7月の写真、ハコネウツギが満開。
白い花が徐々に濃いピンク色に変化していく不思議な花。
コロナのおかげで例年滞在してない時期に行けたので
湯に浸かりながら初めてこの光景を見られました。
外でいただく夕食
汗をさっぱり流した後は夕食。
この夏はコロナに気を付けつつも
外デッキのあるお店で、お山で知り合い仲良くしていただいている方たちと
楽しい時間を過ごせました。
昼間炎天下で作業した身体に冷えたビールが染みます。
このほかにもいろいろオーダーして、もちろんワインも(^^)
こんな日もありました。
やはりビールで乾杯したあと、本格的な真ん丸氷でいただく
スモーキーな香りのウィスキー、ロックで。
お山の家のデッキでいただく夕食
高根町に家を建てた友人夫妻を迎えて夕方から飲み会。
こういうときにデッキがあると便利です。
八ヶ岳山麓では広々としたウッドデッキをしつらえている家が多いのですが
お山の家は建築する際にタイルデッキにこだわりました。
・数年に一度のペンキの塗り直しが大変
・古い別荘地帯で朽ち果てたウッドデッキに出くわしたことも多く、
定期的な修繕やメンテナンスが面倒そう
そういうことでこだわってみたタイルデッキ。
建築を依頼した工務店の建てた家はどれも軒が深いのが特徴で
お山の家のデッキもしっかりと屋根のある、
ちょっとしたスペースです。
パラソルを建てることなく日差しを遮り、
雨が降り出しても大丈夫。
ただし、ハチの巣やクモの巣は出来やすいのですが・・仕方ないですね。
コロナのこともあり、なかなか会えず、
久しぶりの友人夫妻と心置きなくおしゃべり、
飲んで食べての宴。
夜半になり、懐中電灯を持って
200mほどを下って帰宅していきました。
東京の住まいでは出来ない事、
それを実現できるのが田舎との2地域居住の良いところ。
古くからの友人、そしてお山で知り合った方々。
人生を豊かに過ごせることに
人と人との繋がりが大事だとあらためて感じるこの頃です。