八ヶ岳南麓 ~お山にて

八ヶ岳南麓、山梨県北杜市と東京を行ったり来たり。自然に恵まれたお山の生活はスリリングです!

高枝ノコギリでバサバサ切りまくるという快感

自粛期間も終わる5月末頃、

庭に出ていたら隣家のご主人が声をかけてきました。

「だいぶ木が大きく育ちましたね。うちの2階からお宅の庭が全然見えないよ。」

とのこと。

そのとき私が手にしていたのは2014年にお山の家が竣工した際に購入した、

1.5mくらいの長さの高枝切りハサミ。

自生していた樹木を家を取り囲むように雑木林っぽく残し、

それを使って手入れはしていたつもりだったのに、成長があまりに早かった!

万が一木々が倒れてご近所さんにご迷惑をかけたらと

造園業者にお願いして30本ほど伐採したもらったのが2018年春。

それから早2年。

上に上にと延びていく木々に

1.5mのハサミなんて甘っちょろいものは歯が立たず。

せいぜい最近植えた木を整えるくらいしか出来ない。

 

そんな状況を見かねていたのでしょうか・・・。

隣家のご主人がご自分の高枝ノコギリを貸してくださいました。

 

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初めて使う高枝のこぎりは最大伸長4メートル、

2段階の長さ調節が可能な便利モノ。

ただし・・・結構錆びていたのと私が慣れないせいか、

なかなか上手く切れない。

特に木から張り出している枝を縦に切るのはいいのだけど、

木そのものを横から倒そうとすると

柔らかい歯先が木の重みに挟まれて動かず、

引っこ抜くことも出来なくなり難儀しました。

 

それでも隣家との境にあった木々の上のほうを

ノコギリの重量と長さに身体を持っていかれて

ふらふらしながらばっさり。5本くらい処理。

とりあえず隣家にご迷惑かける心配はなくなりました。

 

しかし・・ここ最近の異常気象ともいえる数多い台風で

いつ大ごとになるかわからない。

そんなことからこの夏の休暇の一番のミッションは木々の剪定。

まずは購入を考えて、ネットで高枝ノコギリについてお勉強。

いくつかのポイントを押さえることが出来ました。

 

まずは手動式か、電動式か。

高枝をねらって上を見あげると足元がふらつくほどの不安定さ、

ここは迷わず手動式。

 

軽量かつ強度が高いもの。

アルミ製・グラスファイバー製が一番。

 

収納もしやすく管理もしやすいもの。

長さが変更できると持ち運びが楽。

 

歯の角度調整機能が備わっているもの。

作業効率がよい。

 

刃が交換可能な商品を選ぶこと

 

ネットでの評判の良いブランドは

ユーエム工業 シルキーシリーズが評判が良い。

千吉・玉鳥  とても廉価、かえってそれが心配。

山善 電動式なので却下。

 

そして結局、隣家からお借りしたニシガキというブランドの

「枝打ち一発」5mにしました。

お安くはないけれど、田舎暮らし歴が長い隣家のご主人ご愛用という

お墨付きを信頼しました。

ニシガキ 枝打ち一発 5m N-762

 

Amazonで購入、4日ほどで届きました。

 

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まずは2階の窓の高さまで伸びていた木をばっさり。

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この木はいわくつき。

お山の家の窓に映る自分の姿を敵だと思い込み、

2階の窓ガラスに突進を続けたサンショウクイという鳥の止まり木でした。


少しずつ要領を得てうまく切れるようになってくると、

もうバサバサと切りまくりたくなり・・危険ですね(笑)

結局10本ほどを倒し、葉や小枝を払う処理をしました。

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この翌日、背中がバリバリに筋肉痛でした。

これらを薪ストーブで使えるようにするには

チェーンソーでの作業なので、これは涼しくなってから・・・。