先週末はどうしても確認しなければならないことがあり、
台風10号の影響を気にしつつ、
お山の家、約30時間ステイを敢行。
丸1日使えた日は朝から庭をめぐり、
気になるところだけ草を抜いたり、
シソの実の収穫と調理などしてのんびり過ごしてたんですが・・・。
お盆の時の滞在中、
やたらハチが集まっていた1階の屋根の軒下部分がありました。
まだ巣は出来てないようだけど、スズメバチだとまずいので
Tシャツに長袖Tシャツ、冬用のウインドブレーカーを着込み、
厚手のデニム、長靴、手袋を2重にはめ、
頭部はサングラスしてネットをすっぽりかぶり、麦わら帽子。
要するに出来る限りの完全防備。
これは「ハチアブマグナムジェット 蜂駆除スプレーハチジェット」
私が拝読しているブログ主さん方もご愛用者の多い、
噴射力が半端なく強力な殺虫剤です。
すぐに逃げられる体制でこれを数回噴射。
こちらに反撃してくる気配もなく、姿が見えなくなりました。
今回「そのあとどうなったかなぁ?」と見に行ったら
今度は2階の軒下にハチが群がっているではありませんか~~。
しかたなく2階の窓から顔を出し、再度ハチ退治。
姿が見えなくなったのでやれやれとその場を離れましたが
1時間ほどして2階に戻ったら虫の死骸がいくつかと
断末魔に苦しむ虫が数匹。
??なんだろう?
そういえば、今回3週間ぶりに家に着いて
窓を開けに2階に行ったら虫が2匹死んでたなぁ。
え?あれってハチだったのかしら?
2階の軒下から屋根裏に入り込み、居室にたどり着いているってこと?
ピンポ~ン、大当たり。
屋根裏に耳を付けたら、ブーンという羽音が聞こえてくる。
ひえ~、どうしよう。わなわな。
次の日は早朝に帰京しなくてはならないので
早速ネットで駆除業者を探し、
当日作業してくれるところを探し、
2件電話しましたが、
この業界は最盛期だそうであえなく撃沈。
4年前のことを思い出しました!!
ススメバチの巣が出来てしまい、
長年この地に住んでいる親戚に泣きつき、
個人的にハチの駆除をしてくれる知り合いを紹介してもらうも
スズメバチの駆除中に刺されて、入院中。
その方から別の方に依頼してもらって事なきを得たのでした。
私はそのときも翌日に東京に戻らなくてはならなくて
お山の家に滞在していた伯母にすべてを託して
あとから様子を聞いただけ。
その方のお名前だけしかわからないけれど
もう、頼るところはそこしかない・・。
連絡先を尋ねようと地元の親戚に電話しても不通。
スマホにも電話番号を登録しておらず、
その方の会社情報はネットにないし。
もうこの時点で15時過ぎ。時間切れになりそう。
もう、やぶれかぶれ!!
その会社がある場所は何となくわかっていたので
危険かどうかを判断していただけるように
ハチの死骸を持ち、突撃してみました。
休業日のようでしたが、
何事かと、ご自宅のほうから出てきてくださいました。
もう4年も前のことなので
お山の家のスズメバチ駆除のことは覚えていなかったようですが
親戚の名前を出したら
「え~? 〇〇さんの親戚なの? あらまぁ、驚いたなぁ」と。
そんなにやばいヤツだったのか、親戚・・(笑)
困っていることを訴え、死骸を見せたら
「あ~心配ないよ。これ地蜂だから。悪さはしないから」
地蜂とは
地面に巣をつくる習性があることから地蜂と呼ばれます。
ほかにも、ヘボ、スガレ、タカブなど、地域ごとにさまざまな俗称あり。
まれに軒下や屋根裏に巣を作ります。
放っておいても大丈夫と言われましたが
心配なので、お山の家までご同行いただいて
当該の軒下、2階の構造を見てもらったら
「出入り口だった軒下の梁に殺虫剤をかけたから、
屋根裏にも薬剤が流れてそれから逃れたくて、
梁とか木材の隙間から部屋にきちゃったんだね~。」
ハチの巣って11月くらいになったら役目終えるし、
来シーズンに再利用はしないし、
それを別の種類のスズメバチがのっとることもない。
巣が残っててもミイラ化しちゃうから家を汚すこともない。
古い木造家屋には2つや3つの地バチの巣があるとのこと。
「ここらへんは昔からハチの子を食べてるけど
この地蜂の子だよ。
だからむしろ殺さずに保護してきたんだ」とのこと。
山間の地方では昔から貴重なたんぱく源。
変わったモノ食べるの好きな私ですが
ハチの子だけは、ダメ。
幼虫のムニムニ感と形状が絶対無理。
危険はないから巣はそのまま放置という結論。
急に無料で診断していただいて感謝でした。
お帰りになったのが16時半ごろ。
暗くなる前に決着してよかった・・(^-^;
散らばっていたハチの死骸をお片付け。
いろいろ調べていたらJA長野のサイトで
面白いトピックスを発見。