一昨日は1ヶ月以上前に予約した検査。
12月の健康診断のときに合わせて受けたガン検診で
「大腸ガン」の疑いありとのことで
大腸の内視鏡検査です。
前日は
・野菜や海草類など消化の悪いものを食べない
・夕食は8時までにすませる
・その後9時には処方された薬を飲む
・朝は7時から2時間かけて、下剤を溶かした水2リットル飲む
これが検査前の自宅で行う準備。
当日朝、もらっていた下剤のパッケージの封を切り、
中身を見ておののきました。
「経口腸管洗浄剤」
洗浄??たしかに腸の中をからっぽにするためだから
その通りなんですが、語感が心を突き落とします(悲)
この中に2リットルの水を溶かし、
2時間かけてひたすら飲み続けるのですが、
ポカリスエットに塩を混ぜたみたいな不味さと
何より量が多い。
そして何度もトイレに駆け込む。
ツラい。
検査は午後2時から。
30分前に受付を済ませて、検査着に着替え、
まずは麻酔の点滴。
移動可能な車輪つき点滴台に繋がれたのは生まれて初めて。
そういえば私、入院したことがない。
身内もみんな健康体で年老いて
最期を迎えるような大きな病気になったり、
亡くなるときは入院したけれど、それ以外思い出せません。
だから今回のガン検診でひっかかったときの凹みは
思いのほか大きかったのでした。
検査直前に注射され、ボーッとした意識のなか、
内視鏡検査が始まりました。
モニターには私の直腸、大腸の中が映し出されて
「あら~きれいなピンク」とか感激しながら見ていたら、
カメラはどんどん奥に入っていって、デジャビュ感覚。
昔、「ミクロの決死圏」という1960年代に製作された
SFサイエンス映画の中にこんなシーンがありました。
さて、私の腸の中。
腹黒とまではいかないけれど(笑)、ところどころ細かい黒い粒が滞留してる。
それもかなり奥のほうにも。
カメラを操作していた先生に「これ、なんですか?」と尋ねたら
「便です。なにかはわかりません」とのこと。
あ~、もしかして。
前の晩、仕事の合間に夕食がわりに食べた「木村屋の紅茶マフィン」
伊勢丹でちゃちゃっと食べられるモノを物色してたときに
「葉っぱが砕いて練り込んであるんだから、
消化するというより下剤で流れてしまうだろう」
と気安く考えていたんだけど、しっかりとあちらこちらに留まってました。
今、記事を書くためにこの商品を検索して調べたら
衝撃の事実が判明・・・。
「香り高い紅茶マフィン」
商品説明:アールグレイの茶葉入りマフィン生地に木いちごの
ジャムを入れて、焼きあげました。
あらら、ジャムも入ってたのね。種もあったでしょうに。
美味しさに気を取られてか、検査前夜の緊張感からか、
全然気づいてませんでした。
「ポリープも何もありませんでした。
この結果について外来を受診する必要もありません」
とのうれしい言葉で終了。
所要時間20分弱。
そのあとはベッドで30分横たわってお休みタイム。
空気を入れて膨らませたり、カメラが入っていたからでしょうか。
お腹には違和感が残っていますが
前日に最後の晩餐を取ってから早19時間。
たまらなく空腹。
さっさと会計済ませて何か食べよう。
そう思ってエレベーターに乗って目についたのがこれ。
「面会停止」2月17日に出された掲示のようです。
2月15,16日と1000人規模のイベントの仕事に関わりましたが
私を含む運営スタッフ、外注スタッフは
全員マスク着用を課されての開催でした。
2日目の16日あたりからコロナウィルス感染が拡大してきて
世の中のイベント全般が自粛ムードになりましたので
ギリギリのタイミングでの開催でした。
国内で院内感染のニュースも流れ始めているので
この日の病院内はスタッフ、患者さんをはじめ
ほぼ全員がマスクをしてました。
外来の時間をとうに過ぎた3時ごろでも
会計には時間がかかりそうなので
待っている間に院内の喫茶室に飛び込み
パンとカフェオレでお腹を満たしました。
心配してくれている人たちに連絡してる中
「大腸をきれいにするダイエット法もあるくらいだから
せっかく腸内環境が良い今の状態を保つよう、
食べるものに気を付けて」との友人からのレスがありました。
発酵食品とか?繊維質をたくさん摂取するとか?
いつも心掛けてることばかりなので
これからどうしたらいいか・・調べてみたいと思います!!