八ヶ岳南麓 ~お山にて

八ヶ岳南麓、山梨県北杜市と東京を行ったり来たり。自然に恵まれたお山の生活はスリリングです!

時間かけたのに失敗・・熟し加減の違う山椒の実

今週は弾丸ステイでお山の家へ。

 

庭で山椒が実をつけるこの時期。

昨年は下ごしらえして

そのあとは簡単に「醤油漬け」に。

 

これはお肉料理のときに

漬け込みで実ごと使えたり

醤油は炒め物に調味料ちょこっと入れたりと

なかなか重宝しました。

 

さて今年は・・

庭にあるメインの3本の木は

陽当たり具合が異なるからか

すごく熟している2本とイマイチな1本。

 

次にお山の家へ来れるのは

3週間以上先。

収穫のタイミングを逸するのは

もったいないので

「いっそのこと3本まとめて採っちゃおう!」と

まずは棘のある山椒の枝につく実を

グローブをはめて、房ごと落としました。

 

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そのあとは房ごとに付いている細かい枝を

ひと房ずつしごき落としました。

 

ここまで約1時間。

 

指先からは大好きな山椒の香りが漂いますが

爪の中はアクで真っ黒です。

 

 

200gぐらいの収穫でした。

 

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写真で見ると粒ぞろいでないのが

一目瞭然です・・。

作っている間の私は

眼鏡をかけていなかったからか

そんなに気にならなかったのですが。

 

レシピ①

下ごしらえは

水洗いしてから20~30分間茹で

その後2時間以上水にさらす。

 

眼鏡をかけてネットでレシピを見ながら

お鍋からすくって茹で加減をみているときに

「あれ?すごく小さくて固いのがある・・」

ここでようやく事態を把握。

大きい粒は熟していて柔らかく

小さい粒は未熟で固め。

熟していた2本分だけ

収穫すればよかったのに

欲の皮が突っ張ったばかりに・・(反省)

 

今回は昨年よりグレードアップで

「山椒の実の佃煮」を作ろうと

レシピにある「酒」を買いに

わざわざスーパーまで行って

やる気満々だったのに。

 

レシピ②

下ごしらえした山椒の実を

ひたひたになるくらいの水、

醤油、酒、みりんを加えて30分ほど煮て

最後に照りをよくするためにみりんをたらす

 

 

 

失敗しました!

 

なんだか醤油くさい、塩気たっぷりの

黒い粒々になってしまいました。

そのまま食べるよりは

調味料として「刻んで使う」のがいいようです。

 

実の固さのバラツキだけでなく

重量と調味料の比重を適当にしたからかもしれません。

 

重量スケールの乾電池が切れたままなので

買いに行かなくては・・・(笑)